介護記録の必要性について

介護記録を作成することは介護保険法によって義務付けられているのもありますが、職場においても数多くメリットがあるため、その必要性は高いです。介護記録には施設利用者が受けた介護サービスについてや、日々の健康状態や行動管理などを詳細に記します。そのため、利用者の介護にあたるスタッフが日によって変わる場合は前日の状況を確認できるような分かりやすい介護記録があると非常に助かります。スタッフ間の情報共有のためにも、介護記録を作成することは非常に効果的です。

また、施設内で何かしらの事故が発生した場合の状況や発生原因などを細かく記録しておくことで、事故の再発への対策を練るのに利用できます。万が一事故によって訴訟問題へと発展した際も、当日の状況などを介護記録にしっかりと記帳しておくことで、それが確たる証拠になる場合もあるのです。介護事故の防止やリスクマネジメントにもつながる重要な意味を持つので、介護記録はしっかりと記帳しておくべきです。

そして何より介護記録は、利用者一人ひとりの介護サービスの質を向上させるためにも大切な役割を持ちます。状況や行動を分析することで、適したサービスを受けられているか、逆にサービスに対して何か不満を持っていないかが分かるため、利用者それぞれのニーズを満たせる介護プランの作成に重要なデータです。利用者が継続的に安心して介護を受け続けられるためにも、介護記録を書き残す必要性は高いのです。